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| 日本映画(監督別) |
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| 忠治活殺剱 監督: マキノ正博 1936年 製作: マキノトーキー製作所 ★★☆ 公開時の75分のうち、59分のみ現存。 これは伊藤大輔の『忠治旅日記』(1927)でいうと『御用篇』にあたる。 伊藤版では、忠治がいきなり商家の店先に座ってるんですが、本作ではそれに至るまでのいきさつが、かなり残っている。なんと、『忠治旅日記』の欠落ヶ所を補完してくれる作品でもあるんです。 一緒に連れ歩いていた子供と忠治が涙の別れをする叙情場面に続いて、土地のしがない十手持ちに物語の視点が移動する。 『忠治旅日記』で印象的だった、忠治と酒屋のお嬢さんのラブシーンの、大きな酒樽が並んでいるセットもそのまんまなんだけど、伊藤版の狂気はなくて、マキノ演出は朗らかで楽しい。 ただし、新たに発見されたトーキー部分と、既存の弁士用サイレントフィルムをつないでまとめているので、急に画質が悪くなり、音声がなくなるので、落ち着いて観られません。
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