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| 日本映画(監督別) |
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| 牡丹と竜 監督: マキノ雅弘 1970年 製作: 日活 ★★ 『日本侠客伝 斬り込み』(1967年9月公開・東映、脚本:
笠原和夫)のリメイク。 マキノ自伝「映画渡世」によると、『日本侠客伝 花と龍』(1969)の撮影中にマキノは両足を骨折したのだが、「そんな私の状態を知りながら、岡田茂製作本部長が私を日活へ売った」のだそうで、仕方なく日活で撮った二作品のうち一作品は、「当時の東映任侠映画路線の二本のヒットシリーズ『日本侠客伝』と『昭和残侠伝』をミックスした『日本残侠伝』(1969)で、もう一作品が本作なのだから、もう、やけのやんぱち。 ストーリーは、個人的にも大好きな痛快作『斬り込み』とほとんど同じ。 『斬り込み』では、殴り込みのあとで健さんが逃げてしまうラストに大喜びしたのだけれど、本作の高橋英樹はおとなしく警察の縛につく。 高橋英樹はリアクションが過剰で、どう見ても垢抜けない、おっちょこちょいなやくざものに見えてしまい、小林旭との珍妙なデュエット曲に乗せた殴り込みの道行きシーンは、ふざけているとしか思えません。 かといって、文句の付けようのなくキッチリ仕事をこなしているのだから、さすが、仕事の投げ方まで堂に入っているなと、妙なところで感心するしかない作品でした。
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