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| 女教師痴漢調教 愛より速く 監督: 城定秀夫 2004年 脚本・編集: 城定秀夫 ★★★ ひとりの男子生徒(高橋剛)から、潜在的M女性を開拓されたメガネっ子の女教師(高木千花)が、あれやこれやのプレイの末に、性欲の暴走を止められなくなって……というお話。 城定作品に共通して描かれる、ノスタルジックなバックグラウンドはすっかり後退して、郷里からの母親の留守番電話にとどまるのだけれど、その内容も暗い。 唯一明るさを感じさせるのは、処女を喪失して、抑圧から解放されたヒロインが、それまでの陰鬱な表情を棄ててはしゃぎまくる、軽快なラグタイムを伴奏にしたシークエンスなのだけれど、こういうところを見ると、役柄にはピッタリだけど、ろくな演技ができない高木千花という女優に、まるで振り付けのようにうまく演技を付けてるんだなーと、惚れ惚れしてしまいます。 しかし、ヒロインがあまりに素直に性の奴隷になるというのは、ポルノグラフィの常道だとはいえ、いくぶん安直すぎる展開だと感じるのだし、追い詰められた狂気を体現できるはずもないこの女優を使って、いったい話をどこに落とすのか、観ていて不安が募ってくる。狂うか、殺人者になるのか……。 ありきたりな想像を、あっさり裏切る鮮やかなラストシーン。なんとも意外な幸福感に、目が潤みました。 (DVD鑑賞 2008/03/24記)
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