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エロスの誘惑 監督: 藤田敏八 1972年 脚本: 松田昭三 ★★☆ 『八月はエロスの匂い』(1972)、『エロスの誘惑』(1972)、『エロスは甘き香り』(1973)と続く、いわゆるエロス三部作の1本なのだそうです。 中川梨絵の勤め先のゴムホース倉庫(兼住居)での仕事が、見てるだけで理解できて、明日からでも自分もバイトできそうに思えてくる、そんな四畳半臭濃厚な映画です。 梨絵さん演じる事務員は、社長(小松方正)の愛人で、そこにふらりとやってきた新しい作業員(地井武男)やら、学生アルバイトやら、梨絵さんに惚れてる中間管理職の男やらがからんで、最後に学生の青春のモヤモヤが小爆発、……みたいな話。 中川梨絵は、そんな市井の状況のなかにあって、やはり超然とした存在。 最後まで中川梨絵が毅然としているので、彼女の諦念さえ気高く見えるのだけれど、そこにふっと忍び寄る、一抹の未練……。 (ビデオ鑑賞 2008/3/23記)
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