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美姉妹 剥ぐ

監督: 上垣保朗 

1985年

脚本: 佐伯俊道
撮影: 鈴木耕一
選曲: 細井正次
美術: 金田克美
出演: 小田かおる, 赤坂麗, 池田光隆, 石井繁樹, 大林丈史, 西屋東, 和泉喜和子


★☆目測違いのポルノ

奔放に生きる姉妹(赤坂麗、小田かおる)が恋愛経験を経て、それぞれの自分を見つけるまでの話、なんですけど、あまりにもドラマがない。変化する前も後も、そんなに変わらないんです。
そもそもこのふたりの女性が、魅力的に書かれていない。観ていてどうでもいい感じ。

上垣保朗の演出も、オーソドックスで、積極的な演出を加えるというより、女優さんに演技の見せ場をたっぷり提供する、というタイプのもの。でも、赤坂麗と小田かおるに演技力がないので、見ちゃいられない作品になってます。とくに赤坂麗って、こんなに演技が拙かったっけ。

冒頭。小田かおるが電車に乗っていると、同じ車輌の男たちがみんないやらしい視線で自分を見ていることに気づく、という、サスペンスフルなシーンがあります。
ここから事件が起こるのかな、と思ったら、そうはならない。
後半になると逆に彼女が、なんでオレの後を尾行するんだと、見知らぬ男から言いがかりをつけられるシーンがある。なーんだ。自意識過剰な女に、現実が見えるようになるまでを描く、ってことなのか。
そうなるには、レイプまでされなきゃならないなんて、そりゃちょっと、あまりに男に都合のよすぎる話。

(ビデオ鑑賞 2008/03/23記)


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