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ハリウッド映画>コメディ>愛しのローズマリー

愛しのローズマリー

監督: ボビー&ピーター・ファレリー

2001年


★★★☆ファレリー流のハートウォーミング

催眠術師の暗示にかかった主人公(ジャック・ブラック)が、内面の美でしか人を見ることができなくなる、というコメディ。視覚をともなうメディアならではの、楽しいアイディアだ。
あいかわらずキツい味付けなのだが、ヒロインである超肥満体のローズマリーが、スリムな美人に見えてしまうのはもちろん、体に欠陥はあるが心の優しい人々が美しく見える、という設定は、この作品のみならず、ファレリー兄弟作品すべてに通じる彼ら流の心優しさを代弁している。

主人公の主観と、第三者の主観のギャップで笑いを取る間は単純におかしいが、催眠術が解けた主人公が、自分の目で本当の姿を見てしまう後半はあまりにせつなくて、ややテンポが落ちる。
肥満体のローズマリーも、ガリガリに痩せたグウィネス・パルトロウ自身が特殊メイクで演じて、「バタアシ金魚」のように、太った部分だけ代役が演じる、ということをしていないのは、ハリウッド流の話題作り。

音声解説や特典映像からは、現場の仲間意識で盛り上げて、ベストショットを作り上げていく撮影方法がわかるのだが、それでいてあまり当たり外れがないのは、兄弟のコンビネーションのよさを物語っている。しかし作品がどれも似ていて、「メリーに首ったけ」ほどの長打が出ないのは、ちょっと気になる。

ところで、音声解説で調子に乗って、俳優の不倫関係までバラしてしまっていいんだろうか?


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