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| ヨーロッパ映画 |
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| エル・ゾンビ
II 死霊復活祭 監督: アマンド・デ・オッソリオ Amando de Ossorio 1973年 脚本: Amando de Ossorio ★★★☆ 前作の続編、というわけではなく、ゾンビに関わる世界観を共通させただけの作品。 ……とはいっても、広げた大風呂敷に予算がついていかず、殺戮シーンはほとんどカット割りでごまかしています。同じような閉所での大量虐殺を描いた、われらが石井輝男の『残酷異常虐待物語
元禄女系図』が、いかにリアリスティックに見えることか。 そんな予算面での不満をカバーするのが、群像劇仕立ての人間模様。 あからさまにヒッチコックの『鳥』を模した状況下で、どう見てもスター性に乏しい俳優たちが、ハリウッドを模倣しつつもどこか異境の匂いが漂う演技を繰り広げるんですが、そこに、第一作でこちらがすっかり習性を熟知したゾンビたちの様式的な動きが噛みあうと、なんともいえない面白さが発生します。 そして、その「先読み」を鮮やかに裏切る唐突なハッピーエンドには、不思議に騙されたという気は起こらず、爽快な開放感が漂っています。 (DVD鑑賞 2007/9/12記)
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